富士山スカイライン日本一の高さから眺める壮大な景色

バイク

 皆さんこんにちは、日本の絶景を求めて旅行を楽しむブロガー、コーダイです。

今回は、先日愛車のCB400SFで行った日本一のスカイラインである「富士山スカイライン」についてご紹介します。このドライブは、富士山の壮大な景色を楽しむ絶好の機会です。それでは、一緒にこの素晴らしい冒険に出発しましょう!

日本一の高さを誇る富士山スカイライン

富士山スカイラインは、富士山五合目への登山口へと続く道路で、三つのルートからアクセスできます。

今回は「富士宮ルート」を取り上げますが、「吉田ルート」と「須走ルート」も楽しい選択肢です。このスカイラインは、日本一の高さを誇り、標高600メートルから2400メートルまでの約26キロメートルにわたります。

これまでのドライブとは一線を画す、特別な体験が待っています。

驚くべき天気と絶景

何がこの富士山スカイラインを特別なものにしているかと言えば、その天気です。通常の山岳ワインディングとは異なり、標高が圧倒的に高いため、終点が雲上に位置していることがあります。これはつまり、下界が雨の日でも、終点では快晴と雲海が広がる超絶景を楽しむことができる場合もあるということ。逆に、下界が快晴でも、中間域で雲中を走行することによってバイクやライダーが濡れてしまうケースもあるのです。まさに富士山ならではの天気を体験できる貴重なルートと言えます。

ドライブの魅力

富士山スカイラインをドライブすると、驚くべき景色が広がります。

富士山の雄大な姿が目の前に広がり、駿河湾を眺めながらヘアピンカーブをクリアしていく感覚は、他では味わえないものです。

晴れた日中だけでなく、夕方や夜にも素晴らしい景色を楽しむことができます。

ただし、夜には夜行性の動物に注意が必要ですので、安全運転を心掛けましょう。

豪快な山岳ワインディングロード

富士山スカイラインは、その名の通り、山岳道路の醍醐味を存分に味わえるコースです。

登山区間に入ると、急勾配の道路と連続するカーブが待っています。

最初はゆるやかな連続カーブが続きますが、後半では急なヘアピンカーブが連続し、ライディングテクニックが試されます。

特に冬季は路面凍結のリスクに注意が必要ですが、バイク愛好家にとっては魅力的な挑戦となることでしょう

気温変化に備えて

標高の高さからくる気温変化には注意が必要です。

特に夏季には下界との気温差が大きく、急に寒冷になることがあります。

そのため、予備のジャケットや防寒インナーを持参して行くことを強くお勧めします。

予期せぬ気温の変化に備えて、安全かつ快適なライディングを楽しんでください。

富士山スカイラインは、美しい自然環境と素晴らしいバイクライディングを組み合わせた最高のアドベンチャーが待っています。

規制情報や天候を確認し、適切な装備を持参して、富士山の魅力を存分に堪能しましょう

マイカー規制と冬季通行止め

しかし、この素晴らしいルートにアクセスするには注意が必要です。

7月中旬から9月中旬までは登山シーズンのため、毎年マイカー規制が行われています。

この期間中、自家用車やレンタカーを含むマイカーは利用できなくなります。

また、11月下旬から4月下旬までは冬季閉鎖となり、通行が不可能です。

そのため、この素晴らしいルートを楽しむチャンスは初夏と秋口の短い期間に限られるのです。

冬期閉鎖に関する情報

冬期には「全面通行止め(冬期閉鎖)」が行われます。

例年、11月から4月頃までの期間が閉鎖期間とされています。

この期間、登山区間入口から富士宮口五合目までの道路が閉鎖されます。冬季は雪や路面凍結が発生しやすいため、安全のための措置です。

冬季の閉鎖期間中は、富士山スカイラインの周遊区間は通行可能ですが、登山区間へのアクセスが制限されます。

また、閉鎖解除のタイミングは気象や道路状況に依存するため、事前に情報を確認し計画を立てましょう

アクセス方法

富士山スカイラインへのアクセス方法はいくつかあります。

東京からのアクセス方法

  • アクセス目安時間:東名高速道路 御殿場東料金所出口より約35分
  • 東名高速道路を御殿場東料金所出口で降り、国道138号線に向かいます。
  • 国道138号線を進み、国道469号線に入り、県道23号線(富士山スカイライン)に入ります。

関西地方からのアクセス方法

  • アクセス目安時間:東名高速道路 裾野ICより約35分
  • 東名高速道路の裾野ICを出て、県道24号線と国道469号線を経由して富士山スカイラインに入ります。

マップ

水ヶ塚公園:富士山を贅沢に楽しむ場所

水ヶ塚公園は、静岡県裾野市に位置し、富士山二合目から圧倒的な美しさで富士山を鑑賞できる特別なスポットです。標高1450メートルに位置し、自然の美しさと富士山の壮大な景色が一体化しています。

公園には広大な駐車場が完備されており、最大1000台の車を収容可能です。ただし、富士山スカイラインのマイカー規制中は1時間以上の駐車が有料(1台1000円)となります。

水ヶ塚公園の魅力は、富士山を間近に感じられることです。標高が高いため、富士山の宝永山、火口、そして山肌をクリアに眺めることができます。市街地からは得られない大迫力の富士山を楽しむために、水ヶ塚公園への訪問は必須です。

さらに、公園内には「森の駅富士山」と呼ばれる売店があり、富士山をテーマにしたお土産や軽食が用意されています。特におすすめは青バラソフトクリームで、富士山の景色を背景に楽しむことができます。

水ヶ塚公園には、約2kmの遊歩道も設けられており、森林浴を楽しみながらウォーキングができます。時間がある方には、腰切塚という展望台までのプチハイキングもおすすめです。

富士山の美しさを心ゆくまで楽しむなら、水ヶ塚公園が最適な場所です。愛車で訪れ、大自然の中で富士山の壮大な景色を堪能しましょう。

まとめ

 富士山スカイラインは、バイク愛好家にとって夢のような道路で、日本一の高さに位置する場所です。

このルートを走行すると、圧倒的な自然景色と特異な天候を経験できます。

終点が雲上にあることから、天気によっては下界とは異なる快晴や雲海を楽しむことができる一方、予測不能な天候もあるので注意が必要です。

また、7月中旬から9月中旬まではマイカー規制が行われ、11月下旬から4月下旬までは冬季閉鎖となります。そのため、この素晴らしいルートを楽しむチャンスは初夏と秋口の短い期間に限られます。

周遊区間も楽しみどころで、信号のないバイクフレンドリーな道路が広がります。ただし、標高が高いため気温変化が大きく、予備の防寒装備を持参することが重要です。

富士山スカイラインは、自然愛とバイク愛を同時に満たす素晴らしい冒険の場所です。規制情報や天候を確認し、適切な装備を持参して、富士山の魅力を存分に楽しんでください。